
広島かきについてのよくある質問・疑問に、お答えします。
生食用が新鮮で、加熱調理用が古いのではありません。
生食用は、広島県の指定する清浄海域で採取されたもの、また、殺菌設備が整った工場できちんと殺菌されたものです。詳しくは、まだむき身にされていない水揚げしたばかりの活きている牡蠣を滅菌海水プールに、概ね20時間入れておきます。牡蠣はたくさんの水を飲んでは吐き出しますから、こうやってお腹のなかまで浄化してキレイにします。
加熱調理用は、条件付指定海域で採取されたものです。条件付指定海域とは、牡蠣を生食用とする場合には、浄化法および浄化施設の認定がある施設での浄化処理を行うことが条件となる海域です。「加熱調理用」の表示がある牡蠣は、一般的に生食することを想定した処理を行っておりませんので、新鮮なものでも絶対に生食しないで下さい。また、十分に加熱して喫食するようにして下さい。
殻付き牡蠣をアルミホイルに包んで、焼いてください。
殻に直接、火があたると飛び散ります。
電子レンジで飛び散る場合は、加熱時間が長すぎる事が原因と思われます。ラップをかけるとレンジの中が汚れずにすみます。
レンジでチンする殻付牡蠣のレシピをご覧下さい。
残りを佃煮にしておくと日持ちします。
よく煮ておいて冷蔵庫で保管して、毎日お酒やご飯のアテにお出しください。1週間程度は持ちます。カキの佃煮レシピをご覧下さい。
それでも残ったら、1回分ずつ小分けにして冷凍しましょう。
カキフライ用にパン粉をつけて冷凍しておくと便利です。この場合、凍った状態から揚げることになりますので、火加減を弱火にしてじっくり中まで火が通るように揚げてください。
これは、牡蠣の卵です。また、加熱するとぶつぶつが出てくる牡蠣もあります。
牡蠣 は、海水温度が上がりだした6月頃に卵を持ち始め、7月~8月に産卵します。卵は海中に浮遊し、それを採苗器(ホタテの貝殻)に付着させて養殖します。
通常牡蠣は、9月までには全て産卵を終えます。そして秋が来て水温が20℃以下になると生殖巣は吸収され、今度は自らに栄養をつけながら大きくなっていきます。
しかし 、ここ2~3年程前から地球温暖化の影響で海水温が下がりきらず、このような卵持ち牡蠣が10月頃まで見られるようになりました。
平成16年度の当社の海水温度記録によると、10月末頃になってやっと20℃になり、11月5日から19℃以下となりました。それでも、天気の良い昼間には20℃になることもあり、卵持ち牡蠣は実際に11月末頃まで見られました。
このように年々温暖化が進むせいか、牡蠣の身入りの時期がずれる傾向にあります。
しかし、店頭はいち早く牡蠣を季節商品として売り出し、本当に身が肥えておいしくなった頃には引き下げてしまう残念な現状が見られます。
オオノでは、見た目が大変気持ち悪いため、極力除去致しておりますが、至らずながら商品に混入してしまう場合もあります。そのような場合は、大変申し訳ありませんがご容赦下さい。この卵持ち牡蠣は、食しても問題はありません。
牡蠣による腹痛は、主にノロウイルス(小型球形ウイルス(SRSV))が原因だと考えられています。ノロウイルスは、食品や飲料水を介して感染しますが,人から人への感染も報告されています。感染から発症まで(生のカキ、もしくは完全に火が通っていないカキを食べたあと)24時間~48時間かかります。主な症状は嘔吐と下痢で,特に発症当初に激しい症状を起こします。その他,頭痛,発熱(37~38℃)などかぜとよく似た症状が見られる場合があります。通常は,発症後3日以内に治癒します。
牡蠣 などの二枚貝は大量の海水を取り込み、プランクトンなどのエサを体内に残し、出水管から排水していますが、海水中のウイルスも同様のメカニズムで取り込まれ体内で濃縮されます。いろいろな二枚貝でこのようなウイルスの濃縮が起こっていると思われますが、われわれが二枚貝を生で食べるのは、主に冬場の牡蠣に限られます。このため、冬季に牡蠣によるこのウイルスの感染が多いと考えられます。
オオノでは牡蠣による腹痛を防ぐため、毎日当社検査室にて一般細菌、大腸菌、海に存在する菌、腸炎ビブリオの検査をしています。また、ノロウイルスの検査も週1回行い、工場の衛生管理にも徹底して努めています。
この原因は、実際に何かの薬品を使っているからではありません。
貝類の匂い成分である「ジメチルスルフィド」が原因物質であると考えられています。このジメチルスルフィドは、カキの餌である植物性プランクトンに多く含まれている「ジメチルプロピオテチン」という物質がカキの体内で酵素により分解され、生成されます。
薬品臭いカキは、このジメチルプロピオテチンを多く含むプランクトンを多く摂取したためと思われます。
これは、カキによって個体差が大きく、中には「ドブ臭い」と感じられるカキもあるようです。また、人の味覚にも個人差があり、味に敏感な方は臭いが強く感じられるようです。
また、このカキは食しても問題はありません。